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4月9日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.7 前回の続き。
形状を保っていたからこそ、彼は者(もの)でいれたのだ。形状が崩壊した瞬間に彼は者(もの)ではなく、物(もの)になってしまったのだ。
突然の別れだったが私は悲しくなかった。遠からず起こりうる事態であった。
・・・むしろ、彼が信念を貫きながら旅立てた事に喜びさえ感じていた。・・・きっと彼に未練はないだろう。
企業戦略・・・大量生産・・・廃棄処分・・・性能不足・・・無愛想・・・。現代が生み出した哀しき運命の・・・彼。
でも彼は運命から逃げなかった。スポンジに勝てない性能だとしても・・・。ヌイグルミに勝てない愛嬌だとしても・・・。
己の運命を知りながら、全てを賭けて自分の存在する意味を捜し求めたのだ・・・。
彼を無駄死にと嘲笑う人もいるだろう・・・。だけど私は忘れない・・・。彼が描いた生き様を。彼が挑み続けた運命を。
彼の声は、もう二度と聞えないだろう・・・。だけど私は忘れない・・・。彼と生きたその時間を。彼と戦ったその瞬間を。
MI-YAN「ペン太郎・・・ありがとな。お前の事は、いつまでもわすれねぇ・・・!」(終) 3月24日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.6 ある日の事・・・。風呂の中で彼が仕事をしていた時だった・・・。
私は彼に対して厳しい。・・・それは彼の仕事に余計な感情を持ち込まないためだ。彼自身もそれを望んでいたと思う。
その日も傷ついている彼を、私は容赦なくこき使った・・・。それが彼の存在意義なのだから。
だが・・・。
クシャッ
鈍い音がした。とてつもなく嫌な予感がした。私は背中で作業をしていた彼を呼び寄せた・・・。
・・・。
彼はそこにいた。・・・しかし彼はスポンジとしては存在していたが、ヌイグルミとしては存在していなかった・・・。
愕然とした私と対照的に、静かな沈黙を続ける彼。・・・いや、沈黙していたのではない。
暫らくの静寂を、湿気立つ風呂場で過ごして私は悟った・・・。
・・・。
・・・彼が逝ったんだ、と。
続く。
(彼の生前の意志を尊重して、写真掲載をしておりません)
嗚呼! ついに首が取れちゃったYo~!(涙) 中の綿も行方不明! 悔しいが、もう再起不能ですYo・・・(哀) 3月10日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.5 今こそ語ろう・・・、全ての因果を。今こそ語ろう・・・、彼の最期を。
彼と出会ったのは数年前。某会社の契約期間延長によるプレゼントだった・・・。
彼を一目見たときから既に察していた。・・・彼はスポンジとヌイグルミとのハーフだという事を。
本来、ハーフは双方の文化に対応しているので優秀なハズなのだが、・・・彼は違った。
彼は、中途半端だったのだ・・・。
ヌイグルミにしては愛嬌が乏しく、縫い目も粗い・・・。スポンジにしては形状が不便であり、吸水性も少なく泡立ちにくい・・・。
彼は企業戦略で生み出された異端児だったのだ・・・。
おそらく兄弟達も、スポンジとしてもヌイグルミとしても使われる事なく破棄されていったのだろう・・・。
当初私も、自前のスポンジがあったので彼を破棄しようと思ったのだが・・・。
燃えていた・・・。
彼のスポンジとしての闘志が瞳から燃え上がっていたのだ。・・・過酷な未来が待っているというのに。
私は一つの賭けに出た。一日だけ彼にチャンスを与えようと・・・。それからでも遅くはない・・・と。
・・・結果は知っての通りである。
彼は己の宿命と正面から立ち向かった漢(おとこ)である。
結果がわかっていようとも、努力しようとする気持ちが大事なのだと・・・。
彼から教わった事は、あまりにも大きくて・・・偉大だった。
果たして私は、これほどまでに純粋に己の宿命と向き合った事があるのだろうか・・・?
彼の行動に心動かされ始めた頃・・・事件は起こった。
続く・・・。次回、謎のルーキーの正体が明らかに!? 3月1日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.4 彼を語るのに長文は無意味だ。さっそくご覧いただきたい。彼の雄姿を。
嗚呼、そんな瞳でこっちを見ないで! 悪くない・・・誰も悪くないんだって!
たとえ新しいスポンジが登場したって! たとえこのVersionの更新が滞っていたとしたって! たとえ地方放送が無かったとしたって! 1月18日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.3 彼を語るのに長文は無意味だ。さっそくご覧いただきたい。彼の雄姿を。
ペ、ペン太郎!? どうしたんだその傷は!! 頚動脈を切られるなんて・・・。まさかペン太郎に恨みを持つ者の犯行か?
しかも頭部が心なしか変形してない? 凛々しい顔が台無しだYo~!(哀)
しっかりするんだ! 傷は浅い・・・いや結構深いかも・・・。
もう・・・ここまで、なのか・・・?(悲) 1月9日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.2 彼を語るのに長文は無意味だ。さっそくご覧いただきたい。彼の雄姿を。
あ~あ、ついにクチバシまでもが曲ってしまったYo・・・。横にねじれてるぅ~(泣)
つま先が尻に付いちゃってる・・・。彼の仕事の苦難が目に浮かぶYo・・・(哀)
しかし、手加減してたらペン太郎自身に申し訳ない! 今以上に厳しく使ってやらないと!! (ゴシゴシ) 12月9日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.1 彼を語るのに長文は無意味だ。さっそくご覧いただきたい。彼の雄姿を。
景品で貰った当初は可愛かったのに・・・スポンジとしての能力は低かった(哀)
既にシワシワ、足間接なんて変な方向に曲ってる・・・(泣) 12月3日 奉仕の心、ペン太郎 Ver 1.0 彼の名前はペン太郎。
彼はMI-YANの右腕である。このVersionブログは彼の生き様を描いた甘く切ない物語である。
彼は生前までMI-YANとは、いっしょに風呂に入るほどの仲であった。
彼は人の背中を洗う事が仕事だった。
彼に背中を洗われると、命の洗濯ができるのである。
彼は生まれてから、人生の全てを人の為に捧げたのである。
このブログで彼の人生の少しでも今の世の中を生きる人々に知ってほしい。
・・・彼の事を忘れないように。 |
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