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May 10 自転装甲ルイガイザー Ver 1.7 自転装甲ルイガイザー
例の如く・・・最近のネタじゃありませんので、あしからず~(予)
何事も楽しいのは初めのうちだけである・・・。有機物生命体である以上、エネルギーを消費すればその分だけ疲労感も蓄積される。
横を通る車ごしに「がんばれよっ!」と、声をかけてくれる人もいた。だけど僕の真の心はただ一つ・・・。
「帰りてぇのぉ~・・・」(涙)
・・・甘く見ていたのは明白だった。佐田岬で自意識過剰になっていたのだろう。平地を進む事に苦労なんて無いと思っていた。
佐田岬に比べれば・・・なんて見下していた。だけど、やっぱり、当然・・・四国を端まで走るのは辛すぎっす!(嘆)
夜が明けて襲い来る疲労感と眠気、空腹感と直射日光・・・。嗚呼、そう言えば太陽と北風って童話があったっけ・・・。
コートを着た旅人から、コートを脱がせる勝負をする話だったかな・・・?
北風は力強く風を浴びせるけれど、逆にコートを強くかぶる旅人・・・。太陽の日光を浴びた旅人は暑さに耐えかねてあっさりコートを脱ぐって話。
・・・。
今の僕なら北風が吹いた時点で、身体ごと飛ばされそうだYo・・・(疲)
・・・。
・・・・。
・・・・・。
どのぐらい走っただろう・・・? 「松山まで~~km」と書かれた表示板はもう見えない。
僕は松山(愛媛の県庁所在地)を越えて主張先ホテルのある八幡浜(伊方の手前)を目指して海岸沿いを進んでいた。
疲労感をピークを迎え、時折公園などで休憩しつつ歩みを進めている有様だった。今更帰る事も出来ない。
ってか、今帰ったら出張日に間に合わなくなる可能性もある・・・。もう、僕には選択肢なんてものは無い。ただ・・・只ひたすら進むのみ。
イヤホンから聞こえる厳選された(?)燃えるスピリッツソングだけが、僕を突き動かしていた・・・。
ケータイを構える為に止まる事さえも苦痛となっていた。サドルに密着したケツが痛い・・・。写真撮影の頻度は激減していた・・・。
そんな時だった・・・。ふと蒼い空に一筋の白さが輝いていた・・・。
![]() これは・・・なんだ?
あまりにも不自然な雲の十字架だった。現実的に考えると飛行機か何かの影響だろうが・・・その時の僕にはそうは思えなかった。
何か訴えられているかのような、形・・・。
・・・。
僕はやる気を取り戻した。ペダルに踏み込む力が戻った気がした。
ホントはそんな体力なんて残っていなかったんだけど・・・精神は肉体を凌駕する。それを地で体感していた。・・・まだ僕は走れる!(熱)
・・・そもそもこんな馬鹿げた事をしようと思ったのも、バカカッコ良くなりたかったからだ。
・・・僕は、カッコ良くはない。カッコ良くしようと振舞っても、必ずどこかでボケをかます。僕は、絶対ヒーローにはなれないタイプの人間だ。
だけど・・・いや、だからこそバカカッコ良くはなれると思う。バカな事なんだけど、どこかカッコ良いような・・・そんなヤツ。
表彰や賛美は受けないけれど、「すげぇ」とか言われるヤツ。人と違う事に、自信を持てるような・・・そんなバカカッコ良さを持ったヤツ。
そんなバカなカッコ良さ=自己満足を味わいたくて、歩みを進めてきた。ただ、自分自身の為に・・・。
ゴールに賞品なんてものは無い・・・だけど、高価な賞品に匹敵する自信の心がゴールには待っている。
・・・。
・・・・。
・・・・・。
![]() 夕闇に消えゆく町並み・・・漆黒に包まれ始めた海岸。
濃ゆいロボットソング(?)が僕の脳裏を刺激し、止まりかける太ももを再び活性化させる。やっぱり僕は、熱い曲が好みのようだ・・・(照)
・・・。
すっかり陽も落ち、周囲は真っ暗。走り抜ける自動車の明かりだけが、山道の僕と相棒を照らす・・・。
山道を下っていくと、急に遠くが明るくなった。・・・前回の出張の時にも泊まった、八幡浜ホテルのネオン看板だった。・・・や、やっとついた~!(泣)
日の出前に始まったこの旅路は、日の入後に終わった。深夜2:00発・・・夜中21:00着。
![]() 全走行距離は、230kmとなっていた・・・(終)
そして舞台は新たな展開へ!! 四国2県を走破したルイガイザーに待っていたのは・・・四国全体が舞台の有名な巡礼旅だった!!(続) |
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